日本数学教育学会第55回秋期研究大会での学会賞受賞と研究発表
2022年11月12〜13日に,日本数学教育学会第55回秋期研究大会がオンラインで開催され,今年3月に次世代学校教育創成サブプログラム数学教育領域を修了した青山直樹さんと佐々木知哉さんが,令和4年度学会賞(大学院生研究奨励部門)を受賞しました。これは昨年度在学中の第54回秋期研究大会で発表した研究成果が認められたものです。
また,研究室のメンバーが以下の研究発表を行いました。
論文発表
木村百合子「数学教育における包摂的な教授法の特質:ジェンダーの視点から」
口頭発表
栗原和弘「小学校算数科の代数的構造の理解過程を捉える実証的な研究に向けた調査枠組みの構築」
村田翔吾「証明と論駁における定義活動を促進するための課題設計:証明生成定義に着目して」
細田幸希「学校数学の非形式的な統計的推測を促す方法に関する一考察:ベイズ的アプローチに焦点を当てて」
康孝民「算数科校内授業研究における教師の学習に関する一考察:観察者としての教師に焦点を当てて」
池上修平「学校数学における非形式的な仮説検定のプロセスを捉える枠組みの構築:モデル化を視点として」
佐藤宇宙「高等学校数学科における関数的アプローチを視点とした2次不等式の教材開発」
髙原千咲希「中学校数学科における代数的問題解決のための教材開発:変数としての文字の理解に着目して」
西田晃大「複素数の変換の図形的意味を捉える数学的活動の分析」