日本数学教育学会第56回秋期研究大会での学会賞受賞と研究発表
2023年11月18~19日に,日本数学教育学会第56回秋期研究大会が静岡大学で開催され,博士後期課程大学院生の木村百合子さんが令和5年学会賞(大学院生研究奨励部門)を受賞しました。また,研究室のメンバーが研究発表を行いました。
論文発表
清水美憲「移行期における学校数学カリキュラムのアラインメント:実相の把握と研究課題の解明」
舟橋友香・日野圭子・康孝民「授業レキシコンの視点からみた若手数学教師の経験の過程:インタビューにみる教師の語りの分析」
口頭発表
康孝民「算数科校内授業研究を通したある研究主任の学び:教師の省察に焦点を当てて」
内窪夏希「数学的な才能に恵まれた生徒の思考の特性を捉えるための枠組みの構築」
郭夢柯「ビッグデータを活用した探索的データ解析教材研究の要件:COVID-19の場合による例証」
菊地陸斗「解析幾何における動的ソフトウェアを用いた活動の分析:紙と鉛筆での活動との相互作用に着目して」
陳可欣「数学教育改良運動以前における高等学校円錐曲線の変遷:教科書の内容比較を通して」
古野誠裕「高等学校数学科の学習における共変的推論の役割に関する一考察」
吉田真也「小学校算数科における図的表現の系統性に関する研究:小数の乗法の導入で扱われる数直線に着目して」
渡邉純「領域横断的な証明の説明機能に関する研究:読み手の認知的視点に着目して」
菊原美里「カリキュラム・オーバーロードの認識と数学の学習指導の関連:TIMSS2019の調査結果に基づく分析」
西川弘紀「よい授業に求められる学習指導の様相:TIMSS2019の調査結果に基づく分析」
廣瀬拓海「数学に対する学習意欲と数学の得点の関連に関する一考察:TIMSS2019の調査結果に基づく分析」
牧之段拓「算数の認知的領域別平均得点に関する一考察:TIMSS2019のデータ分析を通して」