日本数学教育学会第57回秋期研究大会での学会賞受賞と研究発表
2024年11月2~3日に,日本数学教育学会第57回秋期研究大会が香川大学で開催され,蒔苗直道先生が令和6年学会賞(学術研究部門)を,今年3月に博士前期課程を修了した菊地陸斗さんが令和6年学会賞(大学院生研究奨励部門)をそれぞれ受賞しました。また,研究室のメンバーが研究発表を行いました。
論文発表
内窪夏希「問題解決過程にみられる数学的な才能に恵まれた生徒の思考特性の解明」
口頭発表
小松孝太郎・真野祐輔「デザイン研究における局所的理論の発展の様相」
康孝民「算数科校内授業研究における「気づき」の変容について:ある若手教師の事例を通して」
菊原美里「条件付き確率の導入を目的とする教材開発に関する研究:創発的モデリングに基づく教材設計を通して」
徐雯雨「算数科における数と計算の内容の系統性に関する日中比較研究」
谷本悠樹「数学的モデル化の文脈における離散グラフの教材の扱いに関する一考察」
西川弘紀「文字式の変形過程に関する研究:アイトラッキングデバイスを用いた式の見方の分析枠組みの検討」
廣瀬拓海「高校生の「場合分け」を用いた問題解決の様相:仮定的思考と網羅的思考を視点に」
牧之段拓「小学校算数科における自己調整学習の様相:第6学年「分数と整数のわり算」における問題づくりの実践を通して」
三浦環「中学校数学科における文字式利用の困難性に関する一考察:式に表す過程に着目して」
山嵜健慈「標本調査における非形式的な統計的推論を促進するための教材開発:「計画」の段階に焦点を当てて」
李宇昕「中学校数学科における統計教育の日中比較研究」
ポスター発表
安藤岳史「「十分性の確認」を体験する教材の構想:「中点連結定理」を題材として」